間宮芳生のオペラ作品と新国立劇場

制作日記

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』の作曲者・間宮芳生は、自著の中で「ここ数世紀の間に、人間が造り出してきたこと」のうち「かけ値なしに美しきもの」のひとつとして「オペラ」をあげています。間宮のオペラ作品は『ニホンザル・スキトオリメ』(1965/芸術祭奨励賞受賞作品)の他、『昔噺人買太郎兵衛』(1959)、『鳴神』(1974)、『夜長姫と耳男』(1990)、『ポポイ』(2009)があります。このうち『鳴神』は、日本のただ一つの国立のオペラハウスである新国立劇場のオペラ劇場(オペラパレス)で2004年に上演されています(写真は当時の公演プログラム)。
さて、きょう10月10日は、新国立劇場が1997年に開場してちょうど21年目にあたる、日本のオペラにとって記念の日。いま新国立劇場では、2018/19シーズンの開幕演目「魔笛」(ウイリアム・ケントリッジ演出)を上演中です。今日の公演は若者でいっぱい!
ニッポニカのオペラ『ニホンザル・スキトオリメ』でも、25歳以下の方対象の「U25」割引をご用意しており、S席を何と1000円!にてご購入いただけます(コンサート・イマジン電話受付のみ/前売りのみ)。