終演後のカーテンコール

制作の現場から

オーケストラ・ニッポニカ第34回演奏会《間宮芳生》90歳記念 オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」(1/27(日)すみだトリフォニーホール大ホール) 、深い感謝とともに終演のご報告をいたします。この大規模な作品の53年ぶりの再演にご出演くださった皆様、ご理解と支援をくださったすべての皆様、驚くべき静寂と集中で演奏を支えてくださった聴衆の皆様に御礼を込めて、 まずは終演後のカーテンコールの模様からご紹介いたします(写真はすべて澁谷学さん撮影)。

(↑上の写真)エピローグ最後のティンパニの音が消えるとともに全景暗転…真っ暗闇の客席から最初は静かに、そして次第に大きな熱い拍手をいただきました!
照明再点灯直後、左から順に:
「男」根本泰彦さん(俳優)、「くすの木」北川辰彦さん(バスバリトン)、「スキトオリメ」大槻孝志さん(テノール)、指揮者・野平一郎(オーケストラ・ニッポニカ ミュージック・アドヴァイザー)、「女王ザル」田崎尚美さん(ソプラノ)、「オトモザル」原田圭さん(バリトン)、「ソノトオリメ」山下浩司さん(バスバリトン)

 

 

オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」の作曲家である師・間宮芳生を、指揮・野平一郎が迎えます。左端はコンサートマスター山口裕之さん、そして「くすの木」北川辰彦さん(バスバリトン)

オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」のソリストと順に握手を交わす、作曲者・間宮芳生。左より、「女王ザル」田崎尚美さん(ソプラノ)、「オトモザル」原田圭さん(バリトン)、「ソノトオリメ」山下浩司さん(バスバリトン)。この素晴らしい衣裳はすべて萩野緑さんが本公演のためにデザインして制作してくださいました!

 

聴衆の拍手に応える作曲家・間宮芳生。間宮芳生の左は「男」根本泰彦さん(俳優)、右は「スキトオリメ」大槻孝志さん(テノール)、「くすの木」北川辰彦さん(バスバリトン)

 

オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」作曲者の間宮芳生(1929年生まれ)と、指揮・野平一郎の師弟。左は「スキトオリメ」大槻孝志さん(テノール)、右は「女王ザル」田崎尚美さん(ソプラノ)

 

間宮音楽の真骨頂であるハヤシコトバをはじめとする活気ある表現とアクロバット的なアンサンブルで、サルの民衆、森の木々のコーラスを素晴らしく歌いあげてくださった合唱(女声:コール・ジューン、男声:ヴォーカル・コンソート東京)の皆様です!
舞台手前左より、合唱指揮の甲田潤さん(コール・ジューン指揮者)、野平一郎、公演副指揮者の四野見和敏さん(ヴォーカル・コンソート東京 指揮者)

オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」第8景、ニホンザル王国の森が炎に包まれる場面を圧倒的に表現してくださった、パイプオルガン 室住素子さん

 

すみだトリフォニーホール大ホールの舞台をニホンザル王国の森に一変させてくださった、演出チームが加わったカーテンコールです!
左端より、照明・西田俊郎さん、衣裳・萩野緑さん、演出・田尾下哲さん。
演出チーム右隣は順に、「男」根本泰彦さん(俳優)、「くすの木」北川辰彦さん(バスバリトン)、「スキトオリメ」大槻孝志さん(テノール)、作曲家・間宮芳生、指揮者・野平一郎、「女王ザル」田崎尚美さん(ソプラノ)、「オトモザル」原田圭さん(バリトン)、「ソノトオリメ」山下浩司さん(バスバリトン)

皆様、どうもありがとうございました!