オーケストラ・ニッポニカのホームページへ 音楽祭スケジュール プロフィール リンク集 | Last Updated : 11 SEP 2004 |
2004年10月3日(日) | オーケストラ コンサート1(東京:紀尾井ホール) |
2004年10月4日(月) | 講演会1(東京:けやきホール) |
2004年10月5日(火) | 室内楽コンサート1(東京:台東区ミレニアムホール) |
2004年10月8日(金) | 室内楽コンサート2(北京:中央音楽学院) |
2004年10月9日(土) | 講演会2(北京:中央音楽学院) |
2004年10月9日(土) | 室内楽コンサート3(北京:中央音楽学院) |
2004年10月10日(日) | オーケストラ コンサート2(北京:中山公園音楽堂) |
■企画主旨 | ||
日本と中国の音楽文化交流の歴史は長い。千数百年前に中国から渡来した聲明、雅楽は、日本音楽の源流となり、現在に到っている。しかしこの交流の歴史は20世紀中葉以降、日中戦争や文化大革命を経て、紆余曲折の道を辿った。 1997年、両国の音楽家が互いに歴史的事実を認識した上で、手を携えて協力し、「古楽同源」の関係の再構築と、東洋の音楽芸術創造の発展を目指し、3日間にわたって北京で開催したのが、「日中友好合作現代音楽祭in 北京 〜古楽同源・新楽共創〜」であった。中央音楽学院副院長の劉康華教授(中国)、作曲家 唐建平(中国)、作曲家 石井眞木(日本)を中心に企画されたこの音楽祭では、日中の代表的な現代作曲家8名による委嘱新作のほか、世界初演を含む30曲近くが演奏され大きな反響を起こした。 本企画「第2回日中友好合作現代音楽祭in 東京/北京 〜古楽同源・新楽共創〜」は、第一回の成功を踏まえ、さらに拡大と発展を目指すプロジェクトである。舞台を東京にも拡げ、オーケストラ演奏会も含む8日間の規模が計画されている。 |
日中の現代の作曲家は、「古楽同源」を背景に、それぞれの民族の血脈を保ちつつ、世界の共通言語としての西洋音楽技法とも深く関わらずにはいられない。今回の音楽祭に西洋音楽文化の代表としてドイツの作品、演奏家が特別に参加することにより、日中の作曲家に共通する音楽創造の立脚点が対比的に、より鮮明に映し出されよう。同時に、東から西への音楽情報発信を促進する契機ともなろう。 2003年3月16日 石井 眞木
(c)小島竜生 |
■第2回 日中友好合作現代音楽祭 in 東京/北京 2004 を開催するにあたって |
アメリカで石井眞木君の訃報を聞いた時は信じられなかった。言葉が出なかった。彼とのつき合いを思い起こすと涙が止まらなくなった。それに今だに彼がそこにいて僕に話しかけてくるような不思議な感覚が続いている。 石井眞木君がこの「日中友好合作現代音楽祭」企画を立案し、1997年に第1回の演奏会を大成功に導き、そして7年後になる今回、東京と北京において6日間7演目という巨大なこの企画原案を激しい痛みに耐えながら細部まで詰め、託していたと聞いた。 日中独の作曲家の作品を演奏するのは、素晴らしいソリスト、演奏家に加え、指揮はオーケストラ・ニッポニカの音楽監督を務める本名徹次君である。無念を超え、国境を越えて〜古楽同源・新楽共創〜にふさわしい音楽の無限の悦びを共感しあえる企画になることを心から願う。 振り返ってみれば、僕も、創造性・オリジナリティに富んだ中国の優秀な音楽家と沢山出会ってきた。そしてお互いに刺激し合ってきた。それは僕にとっても貴重な経験になっている。微力ながらこの企画を実現する上でお役に立てればと思う。改めてこのような機会を与えてもらったことに感謝したい。 石井眞木君もきっと喜んでくれていると思う。 2003年12月12日 日中友好合作現代音楽祭 実行委員長 湯浅 譲二
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主催 | |
後援 |
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特別協力 | 洗足学園音楽大学 |
協賛 | |
助成 | |
日本側制作 | オーケストラ・ニッポニカ、コンサート・イマジン |
中国側制作 | 中央音楽学院、中国対外演出公司 |
企画 | 石井眞木、藤田正典、王次炤、劉康華、唐建平、秦文琛 |
企画協力 | 中国音楽勉強会 |
■日中友好現代音楽祭実行委員会 | |
委員長 | 湯浅譲二(作曲家) |
副委員長 | 藤田正典(作曲家) |
事務局長 | 安藤園美(中国音楽勉強会) |
実行委員 | 石井敬(情報科学者/故石井眞木長男) 岡田知之(洗足学園音楽大学音楽学部長、打楽器奏者) 小沼純一(早稲田大学助教授/音楽文化論) 佐藤修悦(潟Rンサートサービス代表取締役) 藤井むつ子(打楽器奏者) 本名徹次(指揮者/オーケストラ・ニッポニカ音楽監督) 松木英作(オーケストラ・ニッポニカ楽員代表) 孟曉亮(打楽器奏者) 毛利恭三(コントラバス奏者) 湯川誼(日本技術貿易株式会社:在北京) |
連絡先 | 日中友好現代音楽祭実行委員会事務局(オーケストラ・ニッポニカ) FAX&留守電 / 03-3722-9767 E-Mail / jccm@nipponica.jp ←現在、停止中 |