春日保人
バリトン
春日保人かすが やすと
熊本市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程音楽研究科古楽・バロック声楽専攻修了。声楽を春日幸雄、故疋田生次郎、高橋大海、林康子、G.ピリウッチ、ルネサンス・バロック期の声楽を野々下由香里、G.マレット、M.ピッチニーニ、C.ミアテッロ、P.コーイ、G.テュルク、R.ブレイズ、指揮法を高階正光、フラウト・トラヴェルソを朝倉未来良、古典イタリア文学を畑瞬一郎の諸氏に師事。‘03年トリノ留学、G.マレット氏の下で学ぶ。『太ったカトスの結婚』(世界蘇演)タイトルロール、『リナルド』(日本初演)アルガンテ、『フィガロの結婚』フィガロ等で注目を集める。アントネッロ、コンヴェルスム・ムジクム、古楽集団「トロヴァトーリ・レヴァンティ」等と共演。カンタータのソリストも多い。04年、イタリアのレッジョ・エミリア「ポリフォニー・フェスティヴァル」に招聘される。合唱指揮の分野でも活躍しており、アカデミア・コンソート専任指揮者、コール・ヴォンネ副指揮者。第16回古楽コンクール(山梨)入賞。
現在、日本ヘンデル協会会員。Ensemble"コントラポント"メンバー。千葉県佐倉市在住。
オーケストラ・ニッポニカ設立演奏会(03/2)では、信時潔「海道東征」バリトンソロで鮮烈な印象を残す。
共演したソリストの皆さん