第45回演奏会
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【速報!ニッポニカのプログラムノートが書籍に】
2022年度に、設立20周年にあたり、3回シリーズの記念演奏会を実施しました。もうひとつの記念事業として、20年間のプログラムノートを取りまとめて出版を目指す構想があり、この度、株式会社アルテスパブリッシングから刊行されることが正式に決まりました。設立以来20年間のニッポニカのプログラムノートを再構成した内容です。

近代日本の管弦楽作品〜
オーケストラ・ニッポニカ 編
アルテスパブリッシング 刊

A5判・並製・680頁(予定)
価格未定
刊行予定:2025年4月

書籍詳細につきましては、「オーケストラ・ニッポニカ第45回演奏会」(12月22日)の演奏会当日配布のプログラムに情報を掲載予定です。ぜひご来聴の上、プログラム紙面でご確認ください。
(2024.11.01)

【第45回チケット発売中】
オーケストラ・ニッポニカ第45回演奏会《賛否両論?! プリングスハイムのオケコン》のチケットを10/2より販売開始いたしました。 「管弦楽のための協奏曲」ばかり四曲(Z.コダーイ、大栗裕、三善晃、K.プリングスハイムの各作品)を集めた、前代未聞のプログラムです。指揮はオーケストラ・ニッポニカのミュージック・アドヴァイザーである野平一郎。ぜひご期待下さい。 チケットびあ、イープラス、コンサートサービスにてお求めいただけます。 くわしくは、当HP「コンサート情報」→「チケット情報」のページをご覧ください。 (2024.10.05)

湯浅譲二先生のこと
去る7月21日に湯浅譲二先生が逝去されました。享年94歳。昨年の夏に初演された作品≪哀歌(エレジィ)≫及び≪オーケストラのための「軌跡」≫を聴いた方々は誰もが、その音楽が美しいこと、精緻であることに感動したと思います。
 オーケストラ・ニッポニカは、設立2年目の2004年に、湯浅先生を実行委員長として「日中友好合作現代音楽祭 〜古楽同源・新楽共創〜」を開催しました。音楽祭は、演奏会と講演会を併せて6日間に渡り、東京と北京で行われました。この音楽祭は、湯浅先生の親友でありニッポニカの設立を支援して下さった、作曲家・石井眞木さんが逝去される前に、ニッポニカに託した企画でした。当音楽祭に湯浅先生が寄せてくださったメッセージ全文を以下に掲載いたします。
(2024.10.05)

【第44回演奏会終了、次回演奏会チケット販売開始日につきまして】
3月31日、紀尾井ホールにて、第44回演奏会を無事終了いたしました。
ご来場くださいましたお客様に感謝申し上げます。
次回演奏会は2024年12月22日(日)紀尾井ホールにて、《賛否両論?! プリングスハイムのオケコン》と題し、ミュージック・アドヴァイザー野平一郎の指揮でZ.コダーイ、大栗裕、三善晃、そしてK.プリングスハイムのそれぞれの管弦楽のための協奏曲を集めてお届けします。どうぞご期待ください。
チケットの販売開始日については、決まりましたら公式ホームページでお知らせいたします。
(2024.04.07)

【ニッポニカInstagramを始めました】
従来のニッポニカ公式Facebook、ニッポニカ公式X(旧Twitter) に加え、この度、公式Instagram でも発信を試みる事になりました。
こちらはツールの特性を活かして、ニッポニカの活動の様子を写真でご紹介してまいります。どんな「撮っておき」が出るか!?ご覧いただければと思います。
ニッポニカ公式Instagram
(2023.10/29)

本年6月で野平一郎ミュージック・アドヴァイザーの任期満了の予定でしたが、この度、2年延長されることになりましたので、謹んでご報告申し上げます。
(2023.08/21)

【「演奏会記録」を作成しました】
ニッポニカでは2002年の設立から20周年を記念し、『オーケストラ・ニッポニカ演奏会記録 2002〜2023』を作成いたしました。内容は、44回余の演奏会ごとに企画主旨、日時とプログラム、チラシ画像を掲載し、巻末に曲目ごとの編成、初演、使用楽譜等のデータをまとめ、本文への索引としたものです。この冊子は3回にわたった20周年記念連続演奏会にて、プログラムの別冊としてご来場の皆様にお配りしました。余部は、プログラム同様にご希望の方にお頒けいたします。詳細はこちらをご覧ください。
(2023.06/14)

2022 年 7 月から 8 月にかけて実施されたクラウドファンディングは、予想以上の方々からのご支援により目標金額を超えて終了いたしました。感謝をこめてご支援いただいた方のご芳名を「クラウドファンディングのページ」内に掲載いたしました。
(2023.01/16)

オーケストラ・ニッポニカはこれまでに開催した演奏会のプログラム冊子バックナンバー を、演奏会会場にて実費でお頒けしていますが、スペースの関係で全てのプログラムを並 べることができません。そこで新たに、ウェブサイトで事前に予約を受け付け、次回 演奏会会場でお渡しすることといたしました。
詳しくはこちらをご覧ください。(2019.6.7)

ニッポニカTwitter、Faceboo、instagramをご覧下さい
ニッポニカの日々の活動の様子は、ニッポニカ公式Facebookページ、Twitter、instagramでご案内しています。(2013.03.12)(2023.10.29更新)
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ニッポニカメンバーによるブログもご覧ください。
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《賛否両論?! プリングスハイムのオケコン》
 「管弦楽のための協奏曲」ばかり、四曲を集めた演奏会。欧文による表記「Concerto for Orchestra」を略して“オケコン”と呼ぶことがある。題して、《賛否両論?!プリングスハイムのオケコン》。指揮者は、オーケストラ・ニッポニカのミュージック・アドヴァイザーである野平一郎。
 クラウス・プリングスハイムは、南ドイツのミュンヘン郊外に生れた(双子の妹カチャは、後に文豪トーマス・マンと結婚する)。彼は、ミュンヘン大学で哲学、心理学、数学、物理学を学ぶかたわら、作曲も並行して学び、交響詩やピアノ協奏曲などを発表。その後、指揮者を目指して、ウィーンでマーラーの弟子となり、宮廷歌劇場の無給のコレぺティトールとして修業を始めた。この時に、B.ワルター、0.クレンペラーと知り合う。ブレーメン市立歌劇場総監督を務めた後にベルリンへ移り、指揮者A.ニキシュが亡くなる直前のベルリン・フィルハーモ二一管弦楽団に招聘されて、マーラーの交響曲第6番、第9番などを指揮した。W.フルトヴェングラーがベルリン・フィルの常任指揮者に就任してからも、1923年から24年にかけてマーラー・チクルスを指揮した。ちなみにプリングスハイムは、1950年代60年代にもベルリン・フィルに度々招聘されて、マーラーや松平頼則、黛敏郎などの作品を指揮している。華々しい活躍ぶりだが、1920年代後半はオーケストラや歌劇場のポストに恵まれることがなかった。

野平一郎 野平一郎/指揮
1953年生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程作曲科を修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。ピアニストとして内外のオーケストラにソリストとして出演する一方、多くの国際的名手たちと共演し室内楽奏者としても活躍。古典から現代までレパートリーは幅広い。近年はコンチェルトの弾き振りや、自作自演を含めた指揮活動も多い。また東京シンフォニエッタの初代代表(1994-1999)を務めた。150曲に及ぶ作品の中には、フランス文化庁、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、IRCAM、国立劇場からの委嘱作品があり、近作では「祝典序曲」(ケント・ナガノ/モントリオール響)、「触知できない領域〜チェロとピアノのための〜」(チェロ:堤剛)、『管弦楽のための「時の歪み」』(杉山洋一/東京都響)、NHK 交響楽団との3回に亘る新作発表のプロジェクト「シズオカ・トリロジーT “記憶と対話”」「同U “終わりなき旅”」「同V “瞬間と永遠の歌”」(静岡グランシップ)、室内オペラ「亡命」(サントリーホール)など、いずれの作品も圧倒的な成功を収めた。CDは100タイトル以上をリリース。オーケストラ・ニッポニカミュージック・アドヴァイザー。


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『東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ』とそのコレクションについて
ニッポニカでは2014年より、演奏に使用した楽譜等の資料の一部を東京音楽大学付属図書館に寄託しております。
『東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ』のサイトへは、下のバナーからどうぞ.
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オーケストラ・ニッポニカ演奏会ライブCD
スキトオリメCD 松村禎三: 交響作品集
指揮/野平一郎 ピアノ/渡邉康雄
スキトオリメCD 間宮芳生/ オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」
指揮/野平一郎
芥川CD 芥川也寸志/ 交響曲第1番 交響三章
指揮/鈴木秀美
池野石井CD 池野成/ ラプソディア・コンチェルタンテ 石井眞木/ アフロ・コンチェルト他
20回演奏会CD 山田和男/ もう直き春になるだらう、大管絃楽の為の交響的「木曾」他

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