::Topics 【第44回演奏会終了、次回演奏会チケット販売開始日につきまして】
3月31日、紀尾井ホールにて、第44回演奏会を無事終了いたしました。 ご来場くださいましたお客様に感謝申し上げます。 次回演奏会は2024年12月22日(日)紀尾井ホールにて、《賛否両論?! プリングスハイムのオケコン》と題し、ミュージック・アドヴァイザー野平一郎の指揮でZ.コダーイ、大栗裕、三善晃、そしてK.プリングスハイムのそれぞれの管弦楽のための協奏曲を集めてお届けします。どうぞご期待ください。 チケットの販売開始日については、決まりましたら公式ホームページでお知らせいたします。 (2024.04.07) 【ニッポニカInstagramを始めました】
従来のニッポニカ公式Facebook、ニッポニカ公式X(旧Twitter) に加え、この度、公式Instagram でも発信を試みる事になりました。 こちらはツールの特性を活かして、ニッポニカの活動の様子を写真でご紹介してまいります。どんな「撮っておき」が出るか!?ご覧いただければと思います。 ニッポニカ公式Instagram (2023.10/29)
本年6月で野平一郎ミュージック・アドヴァイザーの任期満了の予定でしたが、この度、2年延長されることになりましたので、謹んでご報告申し上げます。 (2023.08/21) 【「演奏会記録」を作成しました】
ニッポニカでは2002年の設立から20周年を記念し、『オーケストラ・ニッポニカ演奏会記録 2002〜2023』を作成いたしました。内容は、44回余の演奏会ごとに企画主旨、日時とプログラム、チラシ画像を掲載し、巻末に曲目ごとの編成、初演、使用楽譜等のデータをまとめ、本文への索引としたものです。この冊子は3回にわたった20周年記念連続演奏会にて、プログラムの別冊としてご来場の皆様にお配りしました。余部は、プログラム同様にご希望の方にお頒けいたします。詳細はこちらをご覧ください。 (2023.06/14) 2022 年 7 月から 8 月にかけて実施されたクラウドファンディングは、予想以上の方々からのご支援により目標金額を超えて終了いたしました。感謝をこめてご支援いただいた方のご芳名を「クラウドファンディングのページ」内に掲載いたしました。 (2023.01/16)
オーケストラ・ニッポニカはこれまでに開催した演奏会のプログラム冊子バックナンバー
を、演奏会会場にて実費でお頒けしていますが、スペースの関係で全てのプログラムを並
べることができません。そこで新たに、ウェブサイトで事前に予約を受け付け、次回
演奏会会場でお渡しすることといたしました。
詳しくはこちらをご覧ください。(2019.6.7) ニッポニカTwitter、Faceboo、instagramをご覧下さい
ニッポニカの日々の活動の様子は、ニッポニカ公式Facebookページ、Twitter、instagramでご案内しています。(2013.03.12)(2023.10.29更新)
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::Spotlight
【第44回演奏会《ヨーロッパ辺境の音楽・その先に》】
日本におけるバルトークの音楽の受容は、1925年(大正14年)に、フランス人ピアニスト・作曲家のアンリ・ジル=マルシェックスが東京で行った連続公演で、バルトークほかフランス・バロックから近代音楽までの作品を演奏したことが、ひとつの契機となった。戦前に清瀬保二、松平頼則らがその影響を受けたことは、彼ら自身が語っている。 しかし、アジア辺境に位置する日本の作曲家たちがバルトークに決定的な影響を受け、その影響を克服、止揚したのは戦後の1950年代から60年代にかけてのことであった。ヨーロッパ音楽文化の辺境にいたバルトークが、マジャールの歴史的、文化的、風土的な背景を創作の基盤に置いて、かつ20世紀という時代にふさわしい新たな作曲の技法的基盤を確立しながら魅力的な音楽を作ったことに対して、日本の作曲家たちは自分の立場を置き換えて作曲に挑んだ。ことにバルトークに決定的な影響を受けたのは、小倉朗と間宮芳生であった。ふたりは、影響を体現化する中で、独自の音楽語法を確立し、それが日本の音楽として聞こえる普遍性を獲得している。作曲活動に並行して、小倉は日本の文化風土の特性と運動性に着目し、間宮は“足の裏”の感性に創作の軸足を置いて、文明批評的思考を著わす業績をも遺している。 風土に根ざした伝統が、狭いナショナリズム的価値観の下に貶められ、互いの偏見の要因ともなり得る現在、ふたりの作曲家の業績は新たな視点から再評価されなければならない。
野平一郎/指揮
高木和弘/ヴァイオリン
6歳よりバイオリンを始め、国内で数々のコンクールに優勝及び入賞を果たす。 主な賞歴としては1997年度ブリュッセルで行われたエリザベート王妃国際コンクール入賞、1998年ジュネーヴ国際コンクール第3位(1位なし)、2001年 アメリカ・インディアナ州で行われたフィショッフ室内楽コンクールにてユーシア弦楽四重奏団の第一バイオリン奏者として第一位などが挙げられる。 国内では、2005年度文化庁芸術祭新人賞、大阪文化祭賞大賞受賞、 2007年度第19回ミュージック・ペンクラブ音楽賞オーディオ部門録音作品賞を受賞と、その芸術家としての認知と評価も非常に高い。 |
::Pickup
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『東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ』とそのコレクションについて
ニッポニカでは2014年より、演奏に使用した楽譜等の資料の一部を東京音楽大学付属図書館に寄託しております。 『東京音楽大学付属図書館ニッポニカ・アーカイヴ』のサイトへは、下のバナーからどうぞ.
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