この公演について

日本人による交響作品をはじめ、内外の演奏機会の少ない作品を積極的に演奏することをひとつの柱として活動しているオーケストラ・ニッポニカが、ミュージック・アドヴァイザー野平一郎の指揮のもと、間宮芳生90歳記念公演としてオペラ『ニホンザル・スキトオリメ』を上演します。

このオペラは、詩人・木島始による大人のための童話を原作とする日本語オペラです。物語は、滅亡の危機にさらされているニホンザル一族の王国が舞台。みずからの美しさと権力を永遠のものにしたい女王ザル、へつらう取り巻き、愚かな民衆ザルたち。そこへ、権力の性と民衆たちの真相を見抜いて描きつくそうとする一匹の絵描きザル「スキトオリメ」が登場します。

作曲者の間宮芳生は、国内外でその作品がたびたび演奏される日本を代表する作曲家で、今年90歳。声、特に日本語による音楽表現を追求し続け、いまなお創作力旺盛な作曲家自身が「大切な作品」と位置付けるのがこの『ニホンザル・スキトオリメ』です。オーケストラにパイプオルガンやリュート、リコーダー、バグパイプなど、さまざまな楽器が加わって、時代を超えた物語を歌い上げるオペラです。
このたび、53年ぶりの上演に際し、このオペラと共に演奏する新曲を、オーケストラ・ニッポニカの委嘱により作曲。世界初演される最新作品の境地にも、どうぞご期待ください!

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