オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」への思いを語る間宮芳生

間宮芳生の言葉

日本の社会にオペラが根づく過程で、NHKが放送開始30周年記念事業として開始した「イタリア歌劇団」(1956~1976)公演が果たした役割は大きなものでした。本場の歌手による上演がラジオ・テレビを通して全国に放送されたのです。同じ頃、NHKは当時の新進作曲家に新作オペラを委嘱することにも積極的で、放送に適した短めのオペラの名作が次々とに生まれることになりました。以前ニッポニカが演奏した芥川也寸志『ヒロシマのオルフェ』(放送当時のタイトルは『暗い鏡』)もそのひとつです。
間宮芳生作曲のオペラ『ニホンザル・スキトオリメ』も同様にNHKの委嘱によって、1965年11月22日にまず放送初演され、舞台初演は翌1966年3月14日に「第6回NHK音楽祭 創作歌劇の夕べ」として東京文化会館で上演されました。
それから52年後の2018年7月24日、作曲家・間宮芳生は、自らの発案で行われた本読み会において、「舞台では一九六六年の春にたった一度だけ上演されただけで」「それっきり再演ができないでいる」この作品への強い思いを、改めて語りました。

間宮芳生 オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」への思いを語る

日本の社会にオペラが根づく過程で、NHKが放送開始30周年記念事業として開始した「イタリア歌劇団」(1956~1976)公演が果たした役割は大きなものでした。本場の歌手による上演がラジオ・テレビを通して全国に放送されたのです。同じ頃、NHKは当時の新進作曲家に新作オペラを委嘱することにも積極的で、放送に適した短めのオペラの名作が次々とに生まれることになりました。以前ニッポニカが演奏した芥川也寸志『ヒロシマのオルフェ』(放送当時のタイトルは『暗い鏡』)もそのひとつです。間宮芳生作曲のオペラ『ニホンザル・スキトオリメ』も同様にNHKの委嘱によって、1965年11月22日にまず放送初演され、舞台初演は翌1966年3月14日に「第6回NHK音楽祭 創作歌劇の夕べ」として東京文化会館で上演されました。それから52年後の2018年7月24日、作曲家・間宮芳生は、自らの発案で行われた本読み会において、「舞台では一九六六年の春にたった一度だけ上演されただけで」「それっきり再演ができないでいる」この作品への強い思いを、改めて語りました。

間宮芳生オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」さんの投稿 2018年10月5日金曜日