
「近現代日本の管弦楽作品 オーケストラ・ニッポニカ編」(アルテスパブリッシング刊)
このたび、オーケストラ・ニッポニカ設立20周年シリーズまで約20年間のプログラム解説を再編成、集大成した書籍「近現代日本の管弦楽作品 オーケストラ・ニッポニカ編」(アルテスパブリッシング刊、A5版・並製、664頁、6,800円(税別))を発刊。5月15日(予定)より一般発売されます(ブックデザインは木下悠さん、カバー装画は23年にわたりオーケストラ・ニッポニカの公演チラシにおける作品使用を快諾くださっている画家・松田俊哉さん)。
これまでに発行したプログラム冊子(総文字数推計で約500,000字)から取捨選択し、43人の作曲家、100曲あまりの作品について再編集・加筆して掲載。
このうち間宮先生の作品は《交響曲》(1955)、《合唱のためのコンポジション第4番「合唱とオーケストラのためのコンポジション子供の領分」》(1963)、《オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」》(1965)および《女王ざるの間奏曲》(2018/オーケストラ・ニッポニカ委嘱作品)の4曲を掲載いたしました。もちろん他の作曲家作品の解説文中にも間宮先生は登場されています。
書籍のコンテンツは下記のように構成されています。
①「Program Note」(楽器編成、演奏時間、演奏楽譜情報、初演情報、作品解説)
②「Read more」(エッセイ、作曲家論、時代的・文化的背景論)
③「Interview」などに分類。
④「参考資料一覧」、「年表」、「索引(24ページ)」
企画から足掛け4年。この無謀な本の出版を、決断してくださったのは「アルテスパブリッシング」です。いま最も活発に音楽書籍の出版に取り組んでいる会社のひとつです。一般発売までの間、同社オンラインショップから予約購入が可能です(送料無料)。
これをもちまして当「ニホンザル・スキトオリメ公式サイト」(およびfacebookアカウント「間宮芳生オペラ《ニホンザル・スキトオリメ》の更新はひとまず終了いたします。今後のお知らせはオーケストラ・ニッポニカ公式ホームページ、オーケストラ・ニッポニカ公式SNS(X、facebook、instagram)から発信いたします。
遠くない将来、オペラやオーケストラなど関連団体、ホール等による《ニホンザル・スキトオリメ》の新たな再演などのニュースがあれば、またぜひ当サイトからお知らせできることを願っております。それまで皆さまのお心にスキトオリメたちの姿が生き続けますように。どうもありがとうございました。