昨日10/6付の日本経済新聞記事「日本発オペラ めざせ世界上演」で、8月に世界初演された野平一郎『亡命』が紹介されています。この記事では、
「『日本ではオペラが再演の機会に恵まれず、初演後に埋もれる作品が多い』と昭和音楽大学・オペラ研究所の石田麻子所長は語る。同研究所によると、国内では年間20~30件のオペラが初演されているが、ほとんどが再演されないという。作品を成熟させ、知名度を高めるためにはまず国内での再演が欠かせないが、その機会が得られていない。」
という指摘もありました。このたびのニッポニカ第34回演奏会 オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』上演は、まさにその「機会」を創造することに取り組んでいます。ぜひ皆様にこの53年ぶりに再演される作品をご覧いただき、体験していただきたいです!
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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36174270V01C18A0BC8000/