2018-10

制作の現場から

オーケストラのリハーサル本格始動

いよいよ、オーケストラ・ニッポニカの第34回シーズンのオーケストラ・リハーサルが始まりました。副指揮の四野見 和敏先生の棒で、53年ぶりに物語と音楽がよみがえります!まるで中世に迷い込んだようなルネッサンスの宮廷風な響きあり、荒々しい炎燃え...
制作の現場から

個人稽古が続きます~「男」役 根本泰彦さん

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』の物語は、5人の歌手と1人の俳優、そして合唱団によって演じられます。「男」役を演じるのは、テアトル・エコー所属の俳優で、「スタートレック」「ミッション・インポッシブル」の吹き替えなど映画・アニメの声優として...
公演について

公演チラシ(最新版)を都内および周辺のコンサート等で配布中

現在、都内および周辺で開催されるコンサートで公演チラシ(最新版)配布中! 今回の上演に際して間宮芳生がオーケストラ・ニッポニカによる委嘱に応えて発表する新作の仮題「女王ザルの間奏曲」が表面に記載追加されているほか、裏面には公演を指揮する野...
制作日記

間宮芳生のオペラ作品と新国立劇場

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』の作曲者・間宮芳生は、自著の中で「ここ数世紀の間に、人間が造り出してきたこと」のうち「かけ値なしに美しきもの」のひとつとして「オペラ」をあげています。間宮のオペラ作品は『ニホンザル・スキトオリメ』(1965...
制作の現場から

オーケストラのリハーサルも始動(弦セクションから)

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』、いよいよオーケストラのリハーサルも始まっています。といってもニッポニカではまず、弦セクションのみの練習からスタート。長い間眠っていた作品は特に、事前にできるかぎり整備した楽譜でも、いざ音を出してみると要確...
NO IMAGE お知らせ

新聞記事「日本発オペラ めざせ世界上演」(2018/10/6 日経)ご紹介

昨日10/6付の日本経済新聞記事「日本発オペラ めざせ世界上演」で、8月に世界初演された野平一郎『亡命』が紹介されています。この記事では、 「『日本ではオペラが再演の機会に恵まれず、初演後に埋もれる作品が多い』と昭和音楽大学・オペラ研究所...
語る間宮芳生

オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」への思いを語る間宮芳生

日本の社会にオペラが根づく過程で、NHKが放送開始30周年記念事業として開始した「イタリア歌劇団」(1956~1976)公演が果たした役割は大きなものでした。本場の歌手による上演がラジオ・テレビを通して全国に放送されたのです。同じ頃、NHK...
制作の現場から

木島始と作曲家たち

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』の原作は、詩人・木島始(1928-2004, 写真は1995年頃, 撮影:新井翠翹氏/写真提供:木島始ご遺族)による同名の「大人のための童話」で、オペラ台本も作者自身による書き下ろしです。詩人・児童文学者・...
制作の現場から

歌稽古編~「オトモザル」役 原田圭さん~そして平野忠彦先生、石井眞木先生のこと

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』、熱の入った歌稽古を終えられた直後のオトモザル役の原田圭さんとコレペティトゥール矢田信子さんのツーショットです! オトモザルは女王ザルの側近。作曲家・間宮芳生によれば「オトモザルにとって女王ザルは、美...