制作日記

公演について

公演チラシ(最新版)を都内および周辺のコンサート等で配布中

現在、都内および周辺で開催されるコンサートで公演チラシ(最新版)配布中! 今回の上演に際して間宮芳生がオーケストラ・ニッポニカによる委嘱に応えて発表する新作の仮題「女王ザルの間奏曲」が表面に記載追加されているほか、裏面には公演を指揮する野...
制作日記

間宮芳生のオペラ作品と新国立劇場

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』の作曲者・間宮芳生は、自著の中で「ここ数世紀の間に、人間が造り出してきたこと」のうち「かけ値なしに美しきもの」のひとつとして「オペラ」をあげています。間宮のオペラ作品は『ニホンザル・スキトオリメ』(1965...
制作の現場から

オーケストラのリハーサルも始動(弦セクションから)

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』、いよいよオーケストラのリハーサルも始まっています。といってもニッポニカではまず、弦セクションのみの練習からスタート。長い間眠っていた作品は特に、事前にできるかぎり整備した楽譜でも、いざ音を出してみると要確...
語る間宮芳生

オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」への思いを語る間宮芳生

日本の社会にオペラが根づく過程で、NHKが放送開始30周年記念事業として開始した「イタリア歌劇団」(1956~1976)公演が果たした役割は大きなものでした。本場の歌手による上演がラジオ・テレビを通して全国に放送されたのです。同じ頃、NHK...
制作の現場から

木島始と作曲家たち

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』の原作は、詩人・木島始(1928-2004, 写真は1995年頃, 撮影:新井翠翹氏/写真提供:木島始ご遺族)による同名の「大人のための童話」で、オペラ台本も作者自身による書き下ろしです。詩人・児童文学者・...
制作の現場から

歌稽古編~「オトモザル」役 原田圭さん~そして平野忠彦先生、石井眞木先生のこと

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』、熱の入った歌稽古を終えられた直後のオトモザル役の原田圭さんとコレペティトゥール矢田信子さんのツーショットです! オトモザルは女王ザルの側近。作曲家・間宮芳生によれば「オトモザルにとって女王ザルは、美...
制作の現場から

歌稽古編~「くすの木」役 北川辰彦さん(2)

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』、「くすの木」役の北川辰彦さんの歌稽古が続きます。今回もコレペティトゥール矢田信子さんとの二人三脚で、プロローグからエピローグまで精力的に全曲を通されました!「くすの木」役は、プロローグで「わしは、森一番の...
制作の現場から

歌稽古編~「スキトオリメ」役 大槻孝志さん

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』の歌稽古が続々と進んでいます。タイトルロールの大槻孝志さんは、間宮芳生のオペラ作品のご経験も豊富で「大好きで敬愛する作曲家」とおっしゃり、今回も並々ならぬ意欲で取り組んでくださっています。スキトオリメ役は、...
制作の現場から

歌稽古編~「女王ザル」役 田崎尚美さん

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』、いよいよ女王ザル役の田崎尚美さんの歌稽古です。女王ザル役は、このオペラで唯一の女声ソリスト。作曲家・間宮芳生にとっての女王ザルのイメージは、「たった一言でまわりのサルたちを従わせたり、指先をちょっと動かし...
制作日記

ピアノとチェレスタのパート譜から

オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』全8景のほぼすべての景にピアノとチェレスタが登場し、一人の奏者が担当します。そのため、楽器は2種類でもパート譜は1冊です。写真は「エピローグ」の部分で、1小節の休みの間にチェレスタからピアノに移動するよう指...